2019年10月からの活動を振り返る〜地域青商会編〜
「モア、愛知県青商会!」というスローガンを掲げ、会員たちの力を集めて活動を盛り上げていった19期前半。
2020年は、コロナによって出来ることや出来ないことが、いろいろありました。
その中で、会員たちが知恵と工夫を出し合って行われた、各地域の活動を振り返ります。
10月6日、中川地域で敬老旅行を企画。
10月23日、豊橋地域青商会が中心となり、金剛山歌劇団豊橋公演を開催。
11月10日、名中地域第4回定期総会を開催。
11月16日、南地域第9回定期総会を開催。
同じく11月16日、名港地域拡大幹事会を開催。
12月1日、中川地域第6回定期総会を開催。
同じく12月1日、岡崎三河地域第6回定期総会を開催。
12月14日、名駅名西地域第7回定期総会を開催。
12月22日、尾張地域が忘年会を開催。
1月11日、東春守山地域第5回定期総会を開催。
1月26日、豊橋地域第20回定期総会を開催。
同じく1月26日、尾張地域第8回定期総会を開催。
2月2日、瀬戸豊田地域が第7初級学校の美化事業を行う。
2月16日、南地域で豆まき餅つきイベントを開催。
南地域、ファブリックデコレーションの事業を開始。
3月19日、南地域でゴルフ練習会をスタート。現在、定期的に練習会が行われている。
東春守山地域、卒業生達に卒業記念プレゼント贈呈。
南地域、南・東海知多同胞宅にマスク配布。
5月29日、南地域でオンライン飲み会を開催。
南地域、新入園児・新入生にプレゼント贈呈。
7月12日、名中地域で「青商会と行こう!東山動植物園2020」を開催。
8月28日、名駅名西地域が神奈川県の神港地域と、第1回オンライン交流会を開催。
第24回中央総会で、尾張、南、名中地域が優秀KYC賞を受賞。東春守山、豊橋地域が飛躍KYC賞を受賞。
10月4日、瀬戸豊田地域が第7初級学校の美化事業を行う。
11月21日、南地域第10回定期総会を開催。
12月11日、名駅名西地域が神奈川県の神港地域と、第2回オンライン交流会を開催。
今回紹介した活動以外にも、名港地域は、名古屋初級学校の一口3,000円運動に参加。
尾張地域では、地域の子供たちのための「愛アイ応援金」や、月に1回サラン学園の開催。
南地域では、定期的に南支部周辺の清掃が行われています。
現在は、コロナ禍の中でも、幹事会や定例会などを工夫して行なっています。
2021年、25周年を迎える愛知県青商会は、引き続き地域の活動を活性化させていきます!
2019年10月からの活動を振り返る〜県青商会編〜
19期がスタートした2019年10月から、愛知県青商会では様々な活動を行ってきました。
今回は、その活動をまとめてみました。
10月5日、愛知県青商会第19回定期総会を開催。
12月6日、KYC愛知建設業交流会を開催。
1月14日、第1回アイチ DE モア〜30代の食事会〜を開催。
1月25日、朝鮮大学校の趙丹先生をお招きして、KYC愛知ミニビジネスセミナーを開催。
「若手同胞商工人のチャレンジ」というテーマで、講義をいただきました。
1月28日、KYC愛知IT関連業交流会を開催。
1月29日、KYC愛知飲食業交流会を開催。
2月23日、名古屋初級学校講堂にて、中部ブロック青商会役員研修会が行われました。
情報誌「フルスロットル愛知」を創刊。
新入生に制服、新入園児に防災頭巾をプレゼント。
先生たちの新型コロナウイルス感染症の予防として、愛知県下のウリハッキョに合計5000枚のマスクを寄贈。
愛知県青商会の経営企画部で、【KYC愛知がオススメする飲食店】ページを作成。
4月18日〜5月31日まで、愛知県青商会web美術展覧会を開催。
なお、web美術展覧会は、9月に行われた第24回中央総会で、特別KYC賞を受賞しました。
4月24日、第2回アイチ DE モア〜オンライン飲み会・交流会〜を開催。
愛知県青商会ライン公式アカウントの配信をスタート。
KYC愛知バイト情報をスタート。
9月5日、第24回中央総会と青商会結成25周年記念放送「アプロ」にリモートで参加。
10月2日、愛知県青商会19期第1回拡大常任幹事会を開催。
10月30日〜31日、ヘバラギ学園が行われました。
19期前半期は、地域分担金集金や、財政管理体制を強化、財政事業の活性化により、黒字となりました。
また、今期はヘバラギチャリティーカップのチャリティー金で、東春初級にエアコン2台を寄贈、中高祭への抽選会賞品協賛も行いました。
ご協力いただいた皆さま、ご尽力いただいた会員の皆さまに感謝いたします。
情報誌「フルスロットル愛知」2020年11月第5号
25周年プロジェクト〜財政事業班編〜
2021年6月に、結成25周年を迎える愛知県青商会。
現在、25周年プロジェクト<イオ!愛知県青商会>が行われています。
地域活性化班、財政事業班、ウリハッキョ支援班、サラン学園班、25周年イベント班という5つの班にわかれ、プロジェクト成功に向けて活動しています。
今回は、財政事業班の班長にインタビューしました。
Q.自己紹介をお願いします。
A.25周年プロジェクト<イオ!愛知県青商会>財政事業班の班長、金庸鉱(きむ・よんがん)です。
愛知県青商会の財政部長と、尾張地域青商会の幹事長を務めてます。
一宮市出身の38歳で、建設業を営んでます。
人生のモットーは「想えば想われる」です。
Q.財政事業班の具体的な活動内容について教えてください。
A.大きく3つの財政事業を展開していく予定です。
1つ目は、アスクル販売店事業です。
これは、オフィス用品の通販でおなじみのアスクルの販売店として、契約店舗数を増やす活動です。
現在アスクルをご利用の方、新規の方問わず、FAX1枚で申請が可能で、購入金額の数%を販売手数料として、アスクルからいただきます。
アスクルご利用の方は、メリットもデメリットもないので、青商会活動にご協力いただける方にお願いをして、今年1年で県幹事の協力のもと、34社拡大することができました。
25周年プロジェクトの期間中に、愛知県青商会会員の協力を得て、122件拡大することを目標としています。
2つ目は、自動販売機代理店事業です。
自動販売機を設置していただくことで、売上に応じた手数料を、設置会社からいただきます。
数年前に青商会の先輩たちが興した事業ですが、会としてしっかり取り組めてこなかったことを反省し、25周年プロジェクト期間に対策を立て、12台設置を目標としています。
自販機を設置できる場所を紹介していただき、設置業者を紹介する形で進めています。
今後は、自動販売機で得た収入を、すべて愛知中高へ寄付する予定です。
3つ目として、新たな財政事業に取り組みます。
財政事業班で協議を重ねた結果、お中元、お歳暮シーズンのギフト事業に新たに取り組みます。
京都青商会の協力を得て、来年のお中元シーズンから本格始動いたします。
ギフトカタログから賞品を選んで、ファックスで注文していただき、送り先の情報をいただければ、責任を持って発送させていただきます。
現在、試験的にお歳暮ギフトに小規模で取り組んでいます。
ご興味ある方は、下記URLをご覧ください!
http://www.kyc-kyoto.com/gift/
※ご注文ご希望の方は、ラインアカウントに返信、または、県幹事長にご連絡ください。上記リンクのご注文手順は、京都青商会のものです。
Q.最後に、意気込みを聞かせてください。
A.財政事業班は、掲げた目標数字を必ず達成するという強い気持ちを持って、25周年プロジェクトに臨みます。
ただ、財政事業班のメンバーだけが頑張ったところで、目標数字は達成できません。
財政事業班が中心となって、会員たちの協力を得ることで、初めて目標数字が達成できます。
会員たちの力を集めて、目標を達成することで、後輩たちのための財政土台を築きます!
第9回ヘバラギ学園リポート
10月30日、31日の2日間に渡って、第9回ヘバラギ学園が行われました。
事務局として今回のヘバラギ学園に関わった、民族教育支援部呉賢圭副部長に感想を聞きました。
今年のヘバラギ学園は、実行委員会を2月に立ち上げ、当初は6月末から7月初旬の開催に向け動き出しました。
着々と準備を進める中、新型コロナウイルスの影響により、開催自体が危ぶまれる状況になりました。
実行委員会では、子供達のためにも何とかヘバラギ学園を開催出来ないかと協議を重ね、今年は変則的に6年生だけを対象として、1泊2日で開催することを決定しました。
青商会ではヘバラギ学園開催にあたり、文誠孝県副会長を共同学園長とし、クイズモイム進行班、映像作成班、ウォークラリー班をつくり、各班ごとに協力しながら準備を進めました。
開催1日目は、特別授業、全体交流モイム、クイズモイムが行われました。
開催2日目は、愛知中高に移動。
愛知中高紹介映像を見たあと、ウォークラリーを行いました。
6年生だけの少ない人数ながら、学生たちが心から楽しむ姿を見て、開催して本当に良かったと思えました。
卒業生だけでもヘバラギ学園の思い出を作ってあげたいという、中部ブロック青商会の想いの元、短い準備期間の中、ウリハッキョ先生たちを全力でサポートできたと思います。
いつも子供たちのためにがんばっている、ウリハッキョ先生と力を合わせたからこそ、子供達の笑顔に繋がりました。
来年は、記念すべき第10回のヘバラギ学園となります。
中部ブロック青商会が一致団結して、盛大なイベントにしたいと思いますので、宜しくお願いします。
情報誌「フルスロットル愛知」2020年9月第4号
“最高のバックアップ体制”で愛知バスケ界を盛り上げる
2019年9月、愛知朝中女子バスケ部が在日朝鮮学生中央体育大会で、創部史上初の優勝を果たす等、近年、愛知県ウリハッキョ(朝鮮学校)バスケ部の活躍が著しい。選手たちの絶え間ない努力が実を結んだ結果だ。
そしてその陰には、オンザコートの選手たちを全面的にバックアップする、OBたちの力があった。権勇錫県会長を筆頭に、青商会の最前線で活躍する会員たちも名を連ねる。
日々、多忙を極めるOBたちは、なぜそこまでアツくなれるのか?どのような活動を続けるのか?
その真相について、1999学年度愛知朝高籠球部主将であり、愛知籠球協会現理事長の金正吉氏が語ってくれた。
ウリハッキョバスケ部強化のために、まずは朝高籠球部OB会と愛知籠球協会の差別化を図り、各団体の役割分担をより明確にすることから始めました。
実質、両団体に属するOBは被る傾向がありますが、「OB会」という名前を使うことによって、全てのOBの名簿を作成し、各年代ごとに連絡を取れる体制をつくることが出来ました。より多くのOBたちが、関わりやすくなったと思います。
結果、多くの協力を得られることとなり、学生達により良い環境をつくってあげることが出来ました。
具体的には金銭面の支援が主となります。練習や試合で用いる用具、例えば、バスケットボール、ビブス、ユニフォーム、練習着、練習器具等の購入に充てています。また、長期連休のあいだに行われる、強化合宿や遠征の援助金としても使用しています。
夏に行われるOB会では、学生たちの試合相手になり、アドバイスを送ったり、学校で焼肉を準備して、公式戦に向けて激励の言葉を送ったりしています。
一方で、愛知籠球協会の活動は、金銭面以上に技術的な支援が目立ちます。特に、初級部、中級部、高級部のバスケ部監督やコーチたちとの連携を強化しました。
定期的に協会理事長と会長、指導者たちとの合同会議を開き、各カテゴリーごとに報告をしてもらい、共に解決策を模索しています。そして、学生指導をより焦点化する目的で、外部コーチを派遣しています。監督やコーチと連携を深め、練習や練習試合、公式戦で指導に励んでおります。
2年前から協会とOB会が一体となり、新たな取り組みとして、チャリティーゴルフコンペを開催するようになりました。
2019年は約50人、2020年は約60人の人達が参加してくださり、多くのチャリティー金を集めることが出来ました。それは、すべて協会とOB会の判断で学生達の為に使わせて頂いています。
愛知籠球協会の理事長という大役を任せられ、少なからずプレッシャーはありますし、辛いこともあります。しかし、自分が学生時代だった頃を振り返ると、そこにはいつも愛知籠球協会や朝高OB会からの温かい支援がありました。
また、学生時代にバスケ部で過ごした時間があったおかげで、今の自分があると思いますし、今もその時の仲間や先輩達に支えられながら生きていると思っています。
バスケを通して、大事な思い出をつくれました。自分たちが受けたことを考えると、自分がOBの立場になって、支援活動を行うことは、使命であり当たり前のことだと思っています。
子供たちにも今だけではなく、今後も大切な思い出や、一生の仲間を作って欲しいと思っています。
しかし大前提として、それを実現させるためには、まずバスケ部自体の存続をしなければなりません。
少子化問題も相まって、ウリハッキョに通う子供達が減少している中で、バスケ部の存続を守る為には、部員を増やさなければなりません。部員を増やすためには、我々が環境を整えてあげなければなりません。とすると、支援することは必然だと考えています。
私が活動を続けられる要因として、愛知籠球協会会長の李延男先輩の存在も大きいです。長年、愛知バスケ界に尽力されてきた大先輩ですから。高校時代の実績も輝しく、中央体育大会では幾度も優勝を経験している、本当にすごい選手です。
私は、愛知籠球団に所属していた時から、プレイ面でもプライベートの面でもお世話になりました。会長の“バスケ愛”には頭が下がります。
仕事や家族があるのに、愛知籠球団でも、他のバスケチームでもバスケを続け、常に高みを目指しています。ウリハッキョ学生への指導も怠りません。休日には練習や練習試合に参加し、大事な公式戦は、仕事を調整してでも向かいます。
また、最近では、中央青商会会長として、全国を訪れる機会も増え、とても多忙であったにも関わらず、一切の妥協も見せない、本当に尊敬できる人です。そんな会長の姿を見てきました。
振り返れば、今このようにプライドを持って活動ができることは、朝鮮大学校を卒業した後、権勇錫先輩から誘われて、愛知籠球団の練習に行ったことが始まりです。当時は「騙された」と思いましたが、今はバスケを続けたことに何の後悔もありません。
今後も、学生たちがバスケを通して逞しく育ってほしいと思います。また、どんな大会や、目標の公式戦でも頑張って結果を残してほしいし、結果につながるような環境づくりをさらに強化していきたいと思います。
私自身、朝中時代、朝高時代とキャプテンを任されましたが、むなしくも大きな結果を残すことは出来ませんでした。その時の後悔はまだ残っています。
ですので、学生たちが、後悔することなく、無事学生バスケを終えられるように、私も全力で使命を果たしていこうと思います。
最後に学生たちへ伝えたいことですが、バスケ人生に終わりはありません。プレイを終えることはあっても、支援活動はずっと続きます。朝高を卒業後は、OB として、共に子供たちの未来のために頑張りましょう。
取材を終えて、感じることがたくさんありました。愛知籠球協会・金正吉理事長はじめ、愛知バスケ界に関わるOB皆様の熱意に脱帽せざるを得ません。金正吉理事長からの言葉からも、力強さを感じました。
愛知朝高バスケ部と言えば、とにかく強いイメージしかありません。私が中1の頃の朝高バスケ部主将が、愛知籠球協会・李延男会長で、中央体育大会を圧倒的な点差で優勝したことを覚えています。
私はバスケ部OBではありませんが、ド素人ながらも5年ほど、朝高バスケ部のコーチを務めました。その時に、愛知籠球協会やOB会の温かい支援を肌で感じましたが、改めて今回の取材を通して、それを思い知りました。
今まで、愛知籠球団やOBたちの試合を数多く観てきましたが、愛知バスケの特徴は「上手さ」だと思います。華麗なパス捌きや、ドリブル、シュートフォーム、そして相手DFを綺麗に崩して得点を奪う攻撃スタイル。
それが愛知の DNAだとすれば、強いメンタルに加え、そのDNAを引き継ぎ、「愛知のバスケスタイル」で、全国の舞台で活躍する姿を見たいと思います。
(フルスロットル愛知第4号特集長編版)
朝高サッカー部と「共に」愛知同胞の夢を叶える!いざ選手権へ! 〜選手権出場のために、OB ができること〜
毎年冬に行われる「全国高等学校サッカー選手権大会」。全国高校サッカー選手たちの憧れの聖地である。愛知朝高サッカー部も、ここを目指し、日々奮闘する。
しかし、その夢は選手だけのものではない。選手権に出場資格すらなかった OB たちや、あと一歩のところで涙を流したOBたちの「夢」でもある。それゆえ OB たちの、ウリハッキョ(朝鮮学校)サッカー部への支援は厚い。
その中に、「選手権」に対して特別な感情を抱く男がいる。朴推典だ。母校サッカー部をこよなく愛し、十数年間、 選手たちと共に成長を目指してきた、その想いについて訊いてみた。
編集部(以下、編):朝高サッカー部はじめ、ウリハッキョサッカー部への支援活動を長年続けてこられたと思います。そのきっかけについて教えて下さい。
朴推典(以下、推) :選手権予選の準決勝で負けたことが、やっぱり大きいですね。当時、県内では、どの高校よりもバックアップ体制、関心、戦術、体力は整っていたと思います。だけど、「下手でした」。
1本のパス、ドリブル、シュートの精度が低かったから負けた、それがすべてです。技術があれば、朝高は選手権に出られる、他は全部揃っていますので。
その為には、ジュニア年代のレベルアップが必要、自分がそこに関わり、李太庸監督のもとに良い選手を送ろう、そう思ったのがきっかけでした。
編:これまで沢山の子供たちの指導に携わってきたと思いますが、選手の育成において、中心視したことは何ですか?
推:常に子供たちに伝えていたのは、「技術は気持ちが支える、押し上げてくれる」ということでした。どれだけ技術があっても、それを発揮できるメンタルがなければ無いのと同じ。
勝ちたい、上手くなりたいという、目の前のことに対するものだけではなく、オモニが休日にもお弁当をつくってくれること、送迎してくれること、毎回応援に来てくれること、ソンセンニン(先生)達が休みもなく一緒にサッカーをしてくれること等、いろんな人達の支えがあること、その人達の想いを忘れないことを強調しました。
そんな選手が上手くなるし、強くなる、そのプレーは、観ている人たちの心を掴むこともできます。高校の時に学んだことをそのまま伝えていました。
編:仕事を抱えながら、ウリハッキョで指導を続けることが出来たモチベーションは何でしたか?
推:ただ好きだったからです。サッカーが、子供たちが。そして、サッカーを指導させてくれる環境があったからです。
会社、学校、先生、学父母、子供たちが受け入れてくれたから以外、無いですね。特にウリハッキョとソンセンニン達には感謝しても、しきれないです。特に実績があるわけでもない自分を、温かく受け入れてくださったので。
そして僕は、陰ながらウリハッキョの支援を続ける同胞たちから、たくさんのことを学びました。自分自身が、表舞台で活動できることを考えれば、途中で投げ捨てることは絶対にできませんでした。
編:推典氏は、愛知朝高サッカー部 OB 会でも長年活動をされていると聞いています。どのような支援活動をされていますか?
推:主としては、愛知朝高サッカー部への財政的なバックアップです。今は中級部や初級部へのバックアップも行っています。
収入源はOBの皆様から頂く年会費、イベント広告費、ゴルフコンペでのチャリティー金、OBの方々からの寄付となります。その頂いたお金で、選手たちの遠征費の補助や、グラウンド使用料、必要備品の購入などに充てています。
特に高校サッカーは、金銭的に負担が多いので、少しでも足しになればと思います。
編:毎年夏に行われる OB 会イベントも盛大ですね。
推:そうですね。OBも沢山集まり、学生たちと一緒にボールを蹴ったり、焼肉を食べたりと、とても盛り上がりますね。
またタイミング的にも、選手権予選開幕の直前なので、選手たちを叱咤激励するベストな時期だと思います。
OB会では、OBたちを募って、選手権に応援に向かいます。
編:実際は、とても大変なことだと思いますが。
推:僕たちが高校の時にしていただいたことを、今は自分達がしているということです。
高校時代の恩師・李太庸監督が、常々おっしゃっていた言葉が「恩を仇で返すな。背恩忘徳な人間にはなるな」でした。何事にも感謝を忘れず、「受けたご恩は返しなさい、そしてそれを次に繋ぎなさい」と。
とても心に響きました。『恩送り』ですね。これは今の自分たちの活動の源泉であり、大事にしていることです。
編:最後に、「朝高サッカー部はこうでなければいけない!」と思う事を教えて下さい。
推:強くあってほしい、勝ってほしいというのが、OBたちが望んでいることです。
ですが、自分が上手くなるために努力し、チームの勝利の為に走って、応援してくれる人達の声援を力に、あと一歩足を踏み出せる、どんな状況でも決して諦めることなく戦う、そんな選手が集まったチームになってほしいと思います。
その姿は、観た人達の心を掴みます、そんなプレーに一喜一憂し、負けた時は一緒に悔しがり、涙を流します。言うなれば【共に戦えるチーム】であってほしいですね。
そんなチームを通して、自分ももっと頑張ろうという活力を、周りに与えてくれます。そんなチームと全国大会で共に戦うことが、僕たちOBの目標であり、すべての活動の源泉です。
(フルスロットル愛知第4号特集長編版)
情報誌「フルスロットル愛知」制作の裏側
今年3月に創刊号を発刊して以降、2ヶ月に1回発刊している、情報誌「フルスロットル愛知」。
毎号、地域の広報部長が中心となって、制作しています。
今回は、情報誌制作の裏側をご紹介します。
2ヶ月に1回、情報誌の企画会議を行っています。
会議では直近の情報誌だけでなく、2ヶ月先、4ヶ月先に発刊する情報誌の企画を、参加者全員で揉みます。
9月に行われた会議では、第5号(11月発刊)、第6号(1月発刊)の企画内容についてと、第4号(9月発刊)の進捗確認を行いました。
広報部会議で決まった企画内容をもとに、取材者選びや取材の依頼、情報誌に載せる写真などを集めます。
取材が終わって記事ができたら、ラインにアップして共有しています。(直接、情報誌作成アプリに入力する場合もあります)
他にも、進捗の確認や、企画の細かい内容のやり取りも、ラインで行なっています。
情報誌制作には、Googleスライドというサービス(アプリ)を使っています。
情報誌を立ち上げる時に、一部の人だけで作るのではなく、全員でつくれる形にしたいと、いろいろ探して見つけました。
Googleスライドは、パソコン、スマホどちらでも作業ができるのと、編集権限を持つ人が、同時に作業することも可能です。
企画の担当者が、担当ページに記事を入力。
レイアウト調整を行なった後、取材者に記事内容の確認を行えば、情報誌の完成です。
情報誌が完成すると、広報部グループラインにアップ。各地域のグループラインに、シェアしてもらいます。
また、青商会の会員だけではなく、愛知同胞のみなさまにも読んでいただけるように、印刷して配布しています。
これからも、みなさまに楽しんでいただける情報誌をつくっていきます。