第3弾は名中地域青商会に新しく加わったこの方!
李昌史(リ・チャンイ)トンム
医師 32歳
Q:職業について教えてください。
A:日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 血管外科に所属しています。足の痛み・しびれのために受診される方、動脈が閉塞していると診断された方、大動脈の直径が正常な状態より1.5倍以上に膨らんでしまった方などを診察しています。外来診察とともに入院されている患者さんの治療にもあたり、手術治療も行っています。最近では外科手術よりも血管内(カテーテル)治療を多く施行しています。
Q:やりがいを感じる時は、いつですか?
A: 何といっても患者さんの笑顔です。難しい問題にぶつかることも多々ありますが、一緒に乗り越えられた時。患者さんからのお礼の言葉が何よりの力にもなりますし、がんばろう!と思えます。
また、在日本朝鮮人医学協会(医協)の活動にも参加しており、2021年までは名古屋朝鮮初級学校(幼稚班含む)の学校検診を担当し、2022年より東春朝鮮初級学校(幼稚班含む)を担当しています。学校保健にはまだまだ関わり始めたばかり。引き続き勉強していきたい所ですが、自分の仕事・知識や経験をこのような形でウリハッキョに還元できていることは嬉しく思っています。
Q:最後に青商会活動への意気込みをお聞かせください。
A: 私自身もウリハッキョに通い民族教育を受けて育ちました。その過程で、キャンプや文化祭などみんなで力を合わせて行事を作り上げていくワクワク感が大好きでした。いつもお祭り騒ぎで楽しかった思い出がたくさんあります。学校保健ももちろんですが、青商会活動を通してもっと色々な形で今のウリハッキョで学ぶ後輩たちの手助けができたらと思います。思い出に残っているあのワクワク感を、引き続き青商会の仲間のみなさまと一緒に感じ、作り上げながら、ひとつひとつ活動していきたいと思います。